Q2、飼育水温はどのくらいが適当ですか?
A2,水温が高いほど成長も早く、卵が孵る時間も早いのですが、あまり水温が高いと色が薄くなる傾向にあるようです。22度が色が保持できて成長にもいい温度です。色を気にしなければ25度前後で飼育すると早く成長、孵化します。
Q7,水流が強いのかエビが泳いでくれません。水流は弱い方がいいのですか?
A7,水流に関しては、強いほうがいいです。水流が強すぎてストレスになる事はありません。逆に水流が弱いとエビが運動不足になり調子が落ちますし、水の状態も悪くなってきます。 ソイルが巻き上がってエビが流されるような水流は強すぎますが、OT30のような外かけフィルターは最大水量でなるべく水流を作ってください。水質保持の面でも水を回し酸素が豊富に溶け込むようにした方がいいです。
Q3,稚エビを探していて気になったのですが、ミジンコが多量にいます。水質が悪いのでしょうか?対策はありますでしょうか?
A3,ミジンコに関しては、多量にいるということは、エビにとっても環境がいいということなのでそのままで良いと思います。
ミジンコもエビに近い甲殻類なので、微細なミジンコが育つ環境は似たような稚えびも育つという事になりますので、エビにとっての環境のバロメーターになります。
ミジンコは微細な緑藻類や微生物などをエサとしているので、水槽内に好ましい生物循環が出来上がっている証拠です。
Q5.親が1匹死んでいました。残っている個体に体の模様が少しにじんできたような個体がいます。これは危ないサインでしょうか?
水温が27度でした。アパートで狭い部屋で締め切った状態なんで環境的に悪いですよね。
A5、水温が27度ですと、もうきついですね。28度以上が続くと水槽内ほとんどが死んでしまいます。27度なので、弱い個体が死んでしまったのでしょう。
色がにじむと言うか、色が薄くなってきたり、体の中身が白っぽくなってきたら、暑さでダメージを受けています。
そのほか、手をうごかざず(通常はツマツマしてエサを食べるような動作をしていると思います)じっとしだすと思います。
ファンをつけて26から27度以下になれば、多少の犠牲が出るかもしれませんが、繁殖はしないもののなんとか乗り切れると思いますが、アパートなのでこれから先まだまだ暑くなりそうですね。一軒屋であれば屋外に出す方法もあるのですが、アパートだとベランダも日光があたりますしね・・・
あとは、水槽用クーラーを付けるか、部屋ごとクーラーで冷やすかですが電気代とか設備に掛ける予算の問題もありますからね。
水槽用クーラーは本格的なもので4,5万円で、60センチ水槽以下の簡易型でも2万円手前です。
.
A8,
そうですね。まだ2ヶ月くらいなので、まだまだ本格的な浄化能力は出来ていないと思います。
それでも、コケが生えすぎなようですので、
@照明を1本消す
Aエサは何日かに1回あげてみる
B水を4分の1換えて、それを3,4日おきに3,4回繰り返す
の対応をしてみると、効果がでるかと思います。
あまりに生えるときは1週間くらい照明を点けないでおくと、コケはかなり減ります。